富士山冬支度
冬型の気圧配置の朝は、快晴の青空だが、決まって北風である。荒サイまでたどり着いた時、右(北)へ向かうか、左(南)へ向かうか、一瞬迷ったが、帰りの追い風を楽しみにして北へ向かうことにした。
富士山がくっきりと見えた。もう冬支度である。

気温は10度を下回っているだろう。多少厚着をしてきたつもりだが、寒さに弱いのは手足の指先だ。特に足先は無防備だった。冷たいというより痛い。サランラップ巻きをして来れば良かった。
下ハンでもがくが、風速10m/秒ぐらいの向かい風では、25km/hで息が上がる。20kmぐらい走って引き返そうかと思ったが、再来週のヒルクライムを前に、坂を上っておかねばと思い直し、結局物見山の坂まで走った。
一昨日も走ったコースなのだが、こんな案内板があった。鎌倉街道といって由緒ある道だったようだ。

帰りは、追い風に乗って時速35km/h前後のペースで飛ばす。追い風で走ると、タイヤが転がる“シャー”という音がはっきり聞こえ、高速で前に進む感覚が実に楽しい。
荒サイは、景色の変化が乏しいのだが、今日はこんなのどかな光景が見られた。上江橋近くのテニスコートのそばで草を食む牛。

帰りに、行きつけのバイク屋さんによって、冬用の手袋を新調した。そして、店長の勧めに乗って、コルナゴEPSに試乗させてもらった。コルナゴのトップグレードのフルカーボンバイク。持った感じでは8kgぐらいか。さほど軽くは無い。クリートに合わせてペダルをルックに替えてもらい、サドル高を調整して、いざ漕ぎ出す。路面の凸凹が優しく感じられる。カーボンの振動吸収性はクロモリよりもずっと高い。ペダルを思い切り回すとぐいぐい前に進む。回転が無駄なくタイヤに伝わる感じ。新型のエルゴレバーは手になじんで気持ち良い。うーん、いいなぁー。ふつふつとカーボンバイクへの物欲が盛り上がってくる。
来年で50歳を迎えるし、体力が盛んなうちに軽いバイクで走りたいし、体重もある程度減らしたし、今度はバイクの重量も減らしたいし、仕事にも励みになるし、などなど、試乗しながら自分への言い訳を作ってしまう。しかし、さすがに奥さんには言えないが、どうしたものか。
とはいえ、こうして悶々としているひと時が、また楽しいのである。
本日の走行距離:88.8km、総消費カロリー:2248kcal。
(ポラールはリセットしたら直っていた)
富士山がくっきりと見えた。もう冬支度である。

気温は10度を下回っているだろう。多少厚着をしてきたつもりだが、寒さに弱いのは手足の指先だ。特に足先は無防備だった。冷たいというより痛い。サランラップ巻きをして来れば良かった。
下ハンでもがくが、風速10m/秒ぐらいの向かい風では、25km/hで息が上がる。20kmぐらい走って引き返そうかと思ったが、再来週のヒルクライムを前に、坂を上っておかねばと思い直し、結局物見山の坂まで走った。
一昨日も走ったコースなのだが、こんな案内板があった。鎌倉街道といって由緒ある道だったようだ。

帰りは、追い風に乗って時速35km/h前後のペースで飛ばす。追い風で走ると、タイヤが転がる“シャー”という音がはっきり聞こえ、高速で前に進む感覚が実に楽しい。
荒サイは、景色の変化が乏しいのだが、今日はこんなのどかな光景が見られた。上江橋近くのテニスコートのそばで草を食む牛。

帰りに、行きつけのバイク屋さんによって、冬用の手袋を新調した。そして、店長の勧めに乗って、コルナゴEPSに試乗させてもらった。コルナゴのトップグレードのフルカーボンバイク。持った感じでは8kgぐらいか。さほど軽くは無い。クリートに合わせてペダルをルックに替えてもらい、サドル高を調整して、いざ漕ぎ出す。路面の凸凹が優しく感じられる。カーボンの振動吸収性はクロモリよりもずっと高い。ペダルを思い切り回すとぐいぐい前に進む。回転が無駄なくタイヤに伝わる感じ。新型のエルゴレバーは手になじんで気持ち良い。うーん、いいなぁー。ふつふつとカーボンバイクへの物欲が盛り上がってくる。
来年で50歳を迎えるし、体力が盛んなうちに軽いバイクで走りたいし、体重もある程度減らしたし、今度はバイクの重量も減らしたいし、仕事にも励みになるし、などなど、試乗しながら自分への言い訳を作ってしまう。しかし、さすがに奥さんには言えないが、どうしたものか。
とはいえ、こうして悶々としているひと時が、また楽しいのである。
本日の走行距離:88.8km、総消費カロリー:2248kcal。
(ポラールはリセットしたら直っていた)
秩父路ヒルクライムツーリング
家を7時40分に出て、東松山駅まで自走。
マイバイクはオーバーホールによって、まるで違うバイクになったようで、快適な走りを堪能しつつ、待ち合わせ場所へ。
集合時間前までにほとんどのメンバーが到着していた。そのひとりが「楽しみで前の晩寝られなかった」遠足の前の日の気分を吐露していた。うん、わかるわかる。
途中で合流する人も入れて、参加者は7人。
仲間の知り合いのご夫婦が初参加だったが、その奥さんのバイクが秀逸。フレームビルダーのネームがチェーンステイにさり気なく入ったハンドメイドクロモリフレーム。上品なさくら色で塗装され、パイプメーカーのコロンバスの千鳥のイラストが特別にトップチューブにあしらってある。チネリ製のフロントフォークの曲がりが美しい。ああっ、写真を撮り損ねてしまった。
さて、穏やかな朝、気温は暖か、風はほとんどない絶好のコンディションの中、ヒルクライムツーリングがはじまった。ここから、西方へと白石峠を目指す。
明覚駅前のヤマザキで補給後、西平でW氏合流。それから約4km走って登り口。
今日のメンバーのうち、7人中4人が2週間後の龍勢ヒルクライムにエントリーしており、今日はその練習も兼ねている。従って、単に峠を登るだけでなく、本番を前にしてそれぞれにモチベーションが高い。
私も気合いが入っていた。スタートすぐから後のことは考えずに思い切り回した。心拍は常に170台。頻繁に180を越えていたが、あえて見ないことにする。
コースの3分の2を過ぎたところで、自己記録更新を確信したが、そこから脚が回らない。いつものとおり最後に減速しあえぎあえぎゴール。
とはいえ、タイムは33分12秒29、自己記録を27秒更新できた。すっごく嬉しい。
その後、奥武蔵GLのアップダウンを楽しみながら、刈場坂峠でこの絶景。

顔振峠で遅い昼食をとって、越生に下り、下り基調の道を進んだ。思いの外時間がかかってしまい、黒山三滝もシロクマパンも立ち寄ることが出来なかった。
あたりが暗くなる中で帰路を急ぐが、もうすぐゴールというところで、なんとパンク。
パンク修理も他の人に見られているとなぜかモチベーションが上がる。CO2ボンベによるエアー充填が周囲の感嘆の声を誘い、思わずほくそ笑む。
ようやく高坂駅へと到着。今回は、時間の計算をミスして、帰りが遅くなってしまった。
みなさん、そこからすぐに輪行で帰るのかと思いきや、東松山のやきとんを食べずに帰れるかとばかり、Iさん以外はさらに4km走ってやきとん屋へ。
東松山駅前のやきとり屋「ひびき」で祝杯。実に楽しい、無邪気に自転車を楽しんだ一日であった。
本日の走行距離:約100km、総消費カロリー:不明(ポラールが壊れたため計測不能)
マイバイクはオーバーホールによって、まるで違うバイクになったようで、快適な走りを堪能しつつ、待ち合わせ場所へ。
集合時間前までにほとんどのメンバーが到着していた。そのひとりが「楽しみで前の晩寝られなかった」遠足の前の日の気分を吐露していた。うん、わかるわかる。
途中で合流する人も入れて、参加者は7人。
仲間の知り合いのご夫婦が初参加だったが、その奥さんのバイクが秀逸。フレームビルダーのネームがチェーンステイにさり気なく入ったハンドメイドクロモリフレーム。上品なさくら色で塗装され、パイプメーカーのコロンバスの千鳥のイラストが特別にトップチューブにあしらってある。チネリ製のフロントフォークの曲がりが美しい。ああっ、写真を撮り損ねてしまった。
さて、穏やかな朝、気温は暖か、風はほとんどない絶好のコンディションの中、ヒルクライムツーリングがはじまった。ここから、西方へと白石峠を目指す。
明覚駅前のヤマザキで補給後、西平でW氏合流。それから約4km走って登り口。
今日のメンバーのうち、7人中4人が2週間後の龍勢ヒルクライムにエントリーしており、今日はその練習も兼ねている。従って、単に峠を登るだけでなく、本番を前にしてそれぞれにモチベーションが高い。
私も気合いが入っていた。スタートすぐから後のことは考えずに思い切り回した。心拍は常に170台。頻繁に180を越えていたが、あえて見ないことにする。
コースの3分の2を過ぎたところで、自己記録更新を確信したが、そこから脚が回らない。いつものとおり最後に減速しあえぎあえぎゴール。
とはいえ、タイムは33分12秒29、自己記録を27秒更新できた。すっごく嬉しい。
その後、奥武蔵GLのアップダウンを楽しみながら、刈場坂峠でこの絶景。

顔振峠で遅い昼食をとって、越生に下り、下り基調の道を進んだ。思いの外時間がかかってしまい、黒山三滝もシロクマパンも立ち寄ることが出来なかった。
あたりが暗くなる中で帰路を急ぐが、もうすぐゴールというところで、なんとパンク。
パンク修理も他の人に見られているとなぜかモチベーションが上がる。CO2ボンベによるエアー充填が周囲の感嘆の声を誘い、思わずほくそ笑む。
ようやく高坂駅へと到着。今回は、時間の計算をミスして、帰りが遅くなってしまった。
みなさん、そこからすぐに輪行で帰るのかと思いきや、東松山のやきとんを食べずに帰れるかとばかり、Iさん以外はさらに4km走ってやきとん屋へ。
東松山駅前のやきとり屋「ひびき」で祝杯。実に楽しい、無邪気に自転車を楽しんだ一日であった。
本日の走行距離:約100km、総消費カロリー:不明(ポラールが壊れたため計測不能)
オーバーホール
オーバーホールに預けておいたバイクが2週間たってようやく戻ってきた。
なぜ、こんなに長い時間かかったかというと、カンパのヘッドパーツを取り出したところ、あるべき部品の一つが無いことが分かり、イタリアのカンパから取り寄せることになってしまったからである。
スポーツバイクファクトリー北浦和スズキ(いつも思うけど、名前、長がっ!)のメカニックの方が言うには、最初に取り付けられたときから無かったらしい。ベアリングの上にかぶせるプラスチックの蓋のような部品である。どおりで、少しゴロゴロ感があったわけだ。最初に買ったお店は、シマノの扱いがメインで、カンパはほとんど扱ったことがないといっていたが、不慣れだったためか組み立ての際に部品を一つ抜かしたらしい。その状態で2年半も乗っていたということに唖然としてしまった。
というわけで、組みあがったとの連絡を受けて取りに行った。
オーバーホールでやったこと
・ヘッドパーツの欠損部品の組み込み
・ヘッドのグリスアップ
・アウター&インナーの交換
・チェーン交換
・ホイールの分解、洗浄、グリスアップ
・バーテープ交換
・ディレーラー調整
こんなところか。
さて、どんなものか、早速40kmほど走ってきた。
おおっ、違う。なんかいろんな点が変わったように感じる。
以下、オーバーホールで変化したと思われる点を、気がついた順に。
・ラチェット音が静かになった(ホイールのオーバーホールでグリスアップしたからか?)
・ハンドルを回した時のゴロゴロ感が無くなった
・ダンシングしてハンドルを左右に力を入れて振っても軋み音が出ない(ヘッドパーツの欠損のせいだったのか)
・ディレーラーの反応が速くなり、ギヤチェンジが軽くスムーズになった
・特にフロントディレーラーが非常に軽くシフトできるようになった(今までは2度押ししてシフトダウンする感覚だったが、一発で決まる)
・チェーンがチェーンステイにあまり触れなくなった
・ペダルの駆動が、チェーン、ギヤ、タイヤへと、ダイレクトに伝わっている感じがする(回転エネルギーに無駄がないということか)
・路面からのショックが若干やわらかくなったように感じる
こんなに違うとは、正直驚きである。ペダルの回転運動が、全く無駄にされることなくタイヤの回転運動につながり、自転車を前へ前へと推し進めるエネルギーに転換されているのが分かるのである。部品交換あわせて約3万円。私は得したと思う。
これがピカピカのチェーンのコマ。

なぜ、こんなに長い時間かかったかというと、カンパのヘッドパーツを取り出したところ、あるべき部品の一つが無いことが分かり、イタリアのカンパから取り寄せることになってしまったからである。
スポーツバイクファクトリー北浦和スズキ(いつも思うけど、名前、長がっ!)のメカニックの方が言うには、最初に取り付けられたときから無かったらしい。ベアリングの上にかぶせるプラスチックの蓋のような部品である。どおりで、少しゴロゴロ感があったわけだ。最初に買ったお店は、シマノの扱いがメインで、カンパはほとんど扱ったことがないといっていたが、不慣れだったためか組み立ての際に部品を一つ抜かしたらしい。その状態で2年半も乗っていたということに唖然としてしまった。
というわけで、組みあがったとの連絡を受けて取りに行った。
オーバーホールでやったこと
・ヘッドパーツの欠損部品の組み込み
・ヘッドのグリスアップ
・アウター&インナーの交換
・チェーン交換
・ホイールの分解、洗浄、グリスアップ
・バーテープ交換
・ディレーラー調整
こんなところか。
さて、どんなものか、早速40kmほど走ってきた。
おおっ、違う。なんかいろんな点が変わったように感じる。
以下、オーバーホールで変化したと思われる点を、気がついた順に。
・ラチェット音が静かになった(ホイールのオーバーホールでグリスアップしたからか?)
・ハンドルを回した時のゴロゴロ感が無くなった
・ダンシングしてハンドルを左右に力を入れて振っても軋み音が出ない(ヘッドパーツの欠損のせいだったのか)
・ディレーラーの反応が速くなり、ギヤチェンジが軽くスムーズになった
・特にフロントディレーラーが非常に軽くシフトできるようになった(今までは2度押ししてシフトダウンする感覚だったが、一発で決まる)
・チェーンがチェーンステイにあまり触れなくなった
・ペダルの駆動が、チェーン、ギヤ、タイヤへと、ダイレクトに伝わっている感じがする(回転エネルギーに無駄がないということか)
・路面からのショックが若干やわらかくなったように感じる
こんなに違うとは、正直驚きである。ペダルの回転運動が、全く無駄にされることなくタイヤの回転運動につながり、自転車を前へ前へと推し進めるエネルギーに転換されているのが分かるのである。部品交換あわせて約3万円。私は得したと思う。
これがピカピカのチェーンのコマ。

内外価格差に悩む
友人からこんなサイトを紹介してもらった。
http://www.wiggle.co.uk/
イギリスに本社がある自転車ECサイトである。日本語でつくられていて、買い物をするのにストレスはない。品揃え豊富。注文した品物は海外から届くが、7000円を越えると送料無料。
なんと言っても、海外製品が安い。ちなみに、カンパやマヴィックのホイールは、日本の定価の半額近い。
こういうのをみると、色々考えてしまうのである。なじみのお店で買うべきか、安さを求めてこのようなサイトで買ってしまっていいものか。日本の代理店が内外価格差を解消せずに高いままの希望小売価格を掲げているのも気になる。
このブログを始めるときに書いているのでいまさら言う話でもないのだが、実は、私は、今のコルナゴマスターXライトを購入するに当たり、フレームだけはその当時懇意にしていた自転車店に注文したが、パーツのほとんどをネットで調達した。カンパ製品を約40%引きで売るサイトで揃えたのである。そのパーツを持ち込んで組んでもらった。その時の自分の中では、そんな依頼がそれ程まずいことだとは思わず、むしろフレームを買ったんだからいいでしょ、というぐらいの気持ちだった。店主は、本音ではどう思っていたか分からない。なんとなく気まずい雰囲気は感じられたが、いやな顔をすることはなく、仕事として請けてくれた。この行為によって経済効果としては約10万円は得られたと思う。
しかし、その店とは長続きしなかった。自分の中でどこか後ろめたい気持ちがあったのと、気のせいかもしれないが、店主の対応が冷たく感じられ、自然に足が遠のいた。エンゾ氏の書いた「まちがいだらけの自転車えらび」を後で読んで、自分のしたことに後悔した。「ネットで自転車を買うようじゃ、一生かかっても“幸福な自転車乗り”なんかなれるわけねえぜ。」 そう、それは分かる。
その後偶然、家から2kmぐらい先に、今の行きつけの店「スポーツバイクファクトリー北浦和スズキ」を見つけた。ウェアやホイールを買うことで正式なお客になり、何人か知り合いを紹介したりして、今ではいいお付き合いになっている。イケメンの店長は気さくに相談に乗ってくれるし、メカニックのお兄さんも誠実だし、早朝の走行会があって気軽に出られるし、申し分ないのである。幸運にも近くにこの店があったおかげで、私は自転車屋との良い関係をつくれている。あやうく不幸な自転車乗りになりかけた私は、救われた。
しかし、その店は、ほぼすべて定価販売であるという現実がある。
自転車乗りにとって、信頼の置ける自転車屋との付き合いは、エンゾ氏の言うように“幸せ”をつかめるかどうかに影響する。バイクにどこかおかしいところがあればすぐに持って行って調整を頼めるし、自分の体に合うように一生懸命考えてくれる。道具選びのアドバイスをしてくれるし、お店を通じてコミュニティも広がる。有形無形の恩恵にあずかれる。
一方で、容赦ない内外価格差は、その付き合いを引き裂こうとする。ひとりの一般のロードバイク愛好家として、単純に悩むのである。
このジレンマは、円高差益を一向に消費者に還元しない自転車パーツ商社が作り出しているとは思う。スポーツバイクブームに乗っかって、利益優先でひた走っている業界の姿勢を感じこともある。しかし、それを言っても事態は変わらない。
心地よいお店とのお付き合いと、単純な経済効果と、どちらを採るのか。このブログを書きながら、つらつら考えてきたが、悩みつつも私は、前者を採ることにしよう。
スズパワーさん(イケメンの店長)、今後ともよろしく。
http://www.wiggle.co.uk/
イギリスに本社がある自転車ECサイトである。日本語でつくられていて、買い物をするのにストレスはない。品揃え豊富。注文した品物は海外から届くが、7000円を越えると送料無料。
なんと言っても、海外製品が安い。ちなみに、カンパやマヴィックのホイールは、日本の定価の半額近い。
こういうのをみると、色々考えてしまうのである。なじみのお店で買うべきか、安さを求めてこのようなサイトで買ってしまっていいものか。日本の代理店が内外価格差を解消せずに高いままの希望小売価格を掲げているのも気になる。
このブログを始めるときに書いているのでいまさら言う話でもないのだが、実は、私は、今のコルナゴマスターXライトを購入するに当たり、フレームだけはその当時懇意にしていた自転車店に注文したが、パーツのほとんどをネットで調達した。カンパ製品を約40%引きで売るサイトで揃えたのである。そのパーツを持ち込んで組んでもらった。その時の自分の中では、そんな依頼がそれ程まずいことだとは思わず、むしろフレームを買ったんだからいいでしょ、というぐらいの気持ちだった。店主は、本音ではどう思っていたか分からない。なんとなく気まずい雰囲気は感じられたが、いやな顔をすることはなく、仕事として請けてくれた。この行為によって経済効果としては約10万円は得られたと思う。
しかし、その店とは長続きしなかった。自分の中でどこか後ろめたい気持ちがあったのと、気のせいかもしれないが、店主の対応が冷たく感じられ、自然に足が遠のいた。エンゾ氏の書いた「まちがいだらけの自転車えらび」を後で読んで、自分のしたことに後悔した。「ネットで自転車を買うようじゃ、一生かかっても“幸福な自転車乗り”なんかなれるわけねえぜ。」 そう、それは分かる。
その後偶然、家から2kmぐらい先に、今の行きつけの店「スポーツバイクファクトリー北浦和スズキ」を見つけた。ウェアやホイールを買うことで正式なお客になり、何人か知り合いを紹介したりして、今ではいいお付き合いになっている。イケメンの店長は気さくに相談に乗ってくれるし、メカニックのお兄さんも誠実だし、早朝の走行会があって気軽に出られるし、申し分ないのである。幸運にも近くにこの店があったおかげで、私は自転車屋との良い関係をつくれている。あやうく不幸な自転車乗りになりかけた私は、救われた。
しかし、その店は、ほぼすべて定価販売であるという現実がある。
自転車乗りにとって、信頼の置ける自転車屋との付き合いは、エンゾ氏の言うように“幸せ”をつかめるかどうかに影響する。バイクにどこかおかしいところがあればすぐに持って行って調整を頼めるし、自分の体に合うように一生懸命考えてくれる。道具選びのアドバイスをしてくれるし、お店を通じてコミュニティも広がる。有形無形の恩恵にあずかれる。
一方で、容赦ない内外価格差は、その付き合いを引き裂こうとする。ひとりの一般のロードバイク愛好家として、単純に悩むのである。
このジレンマは、円高差益を一向に消費者に還元しない自転車パーツ商社が作り出しているとは思う。スポーツバイクブームに乗っかって、利益優先でひた走っている業界の姿勢を感じこともある。しかし、それを言っても事態は変わらない。
心地よいお店とのお付き合いと、単純な経済効果と、どちらを採るのか。このブログを書きながら、つらつら考えてきたが、悩みつつも私は、前者を採ることにしよう。
スズパワーさん(イケメンの店長)、今後ともよろしく。
LEZYNEサドルバッグ
少し前に買ったサドルバッグについてのインプレッション。
某有名パーツブランド出身のドイツ人がアメリカで立ち上げた自転車パーツメーカーLEZYNE。
アルミの削り出し処理が美しいハンドポンプを以前購入したが、今度はサドルバッグを某自転車店で発見し、思わず衝動買いしてしまった。デザインと機能が秀逸。

上から 下から
まずサドルへの取り付け方が変わっている。バッグの上に羽のようについたベルクロをサドルレールに通して、その羽で本体を包むように固定する。ベルトは丈夫で伸縮性のあるネオプレーンという生地で出来ており、サドルの後ろにぴったりと吸い付くように取り付けられる。
メインの収納ポケットの下にマルチツール専用の小ポケットがあり、硬い工具とやわらかいチューブとの接触が避けられる。メインのポケットの中にも、タイヤレバーとパッチキットを収納する場所が用意されている。さらに小さな紙状のものを入れられる場所が隠しポケットのようについていて、お札や小銭を忍ばせておくのに好都合。

収納したものは、マルチツール、チューブ1本、CO2ボンベ2本、CO2レギュレーター、タイヤレバー2本、パッチキット、タイヤパッチ、ダイヤルロック、そして紙幣。バッグの生地自体にも伸縮性があるので、しっかりモノを収めれば中がガタガタすることはない。
いやこれはほんとに良くできている。さすがドイツ人。
某有名パーツブランド出身のドイツ人がアメリカで立ち上げた自転車パーツメーカーLEZYNE。
アルミの削り出し処理が美しいハンドポンプを以前購入したが、今度はサドルバッグを某自転車店で発見し、思わず衝動買いしてしまった。デザインと機能が秀逸。

上から 下から
まずサドルへの取り付け方が変わっている。バッグの上に羽のようについたベルクロをサドルレールに通して、その羽で本体を包むように固定する。ベルトは丈夫で伸縮性のあるネオプレーンという生地で出来ており、サドルの後ろにぴったりと吸い付くように取り付けられる。
メインの収納ポケットの下にマルチツール専用の小ポケットがあり、硬い工具とやわらかいチューブとの接触が避けられる。メインのポケットの中にも、タイヤレバーとパッチキットを収納する場所が用意されている。さらに小さな紙状のものを入れられる場所が隠しポケットのようについていて、お札や小銭を忍ばせておくのに好都合。

収納したものは、マルチツール、チューブ1本、CO2ボンベ2本、CO2レギュレーター、タイヤレバー2本、パッチキット、タイヤパッチ、ダイヤルロック、そして紙幣。バッグの生地自体にも伸縮性があるので、しっかりモノを収めれば中がガタガタすることはない。
いやこれはほんとに良くできている。さすがドイツ人。
白石峠タイム更新ならず
前の会社の元同僚2人と、白石峠にアタックしてきた。私含めて3人とも40代後半。Uさんはこの1年でロードバイクにはまり、先日も2台目となるバイク、サーベロのフルカーボンフレームを注文した。本日は納車が間に合わずトレックマドン4.7で参戦。もう1人は、昨年の今頃荒サイで事故ったIさん。愛車は事故にはあったものの奇跡的に無事だったピナレロFP2。3台、さいたま新都心駅付近で待ち合わせして、8時に出発。
気温は最適。少し肌寒いくらいだ。ウインドブレーカーが欠かせない季節となった。
いつも単独走行のコースだが、仲間と走ると良く脚が回る。そうそう、この2ヶ月の努力で、3kgのダイエットに成功していて、ロードバイクに乗り始めてから体重は一番軽い状態である。白石のTTに向けて気合いが入る。2人を引っ張る役目があり、ついつい峠の前に脚を回しすぎている気がする。
西原のセブンイレブンが無くなってから、白石峠を前にしての最後の補給ポイントは八高線明覚駅前の山崎デイリーストアとなった。いつからだろうか、店の前にはバイクスタンドが設置されている。ヤマザキといえばランチパック。ピーナッツサンドを補給。明覚の駅舎をバックに本日の3人のバイク。

そこから約8kmで、白石の登り口に到着。スタートラインを前に峠での再会を期して、それぞれのペースで登坂開始。
3kgの減量の効果か、シッティングとダンシングを織り交ぜても息が上がらず、いいペースで登れる。夏の暑さの中とは違い、涼しさを感じながらの登坂で、汗もあまり出ない。
残り2.4kmの表示を越えた後の最大勾配を上りきった後は、なだらかになった残りの道だったが、脚は残っておらず。後半1kmは大した勾配でもないのに速度が出せなかった。タイムは34分44秒04。この時点で35分切りはこれまでで最速と思ってしまったが、家に帰って確認したら、かつて33分台を出していたことが分かり、歴代2番目の記録。しかし、この時点では大満足だった。最高タイムだと誇らしげに言ってしまいましたが、実は間違いでした。Uさん、Iさん、すいません。秋模様の白石峠。

3人とも無事に白石峠を完走して、小休止。その後、定峰峠から東秩父村方面に下った。昼ごはんは坂の途中の鬼うどん。

帰路ではIさんがパンクして、TNIのCO2バルブが役に立った。
3人のツーリング、楽しかった!また行こうね!
本日の走行距離:144.6km、総消費カロリー:4330kcal。
気温は最適。少し肌寒いくらいだ。ウインドブレーカーが欠かせない季節となった。
いつも単独走行のコースだが、仲間と走ると良く脚が回る。そうそう、この2ヶ月の努力で、3kgのダイエットに成功していて、ロードバイクに乗り始めてから体重は一番軽い状態である。白石のTTに向けて気合いが入る。2人を引っ張る役目があり、ついつい峠の前に脚を回しすぎている気がする。
西原のセブンイレブンが無くなってから、白石峠を前にしての最後の補給ポイントは八高線明覚駅前の山崎デイリーストアとなった。いつからだろうか、店の前にはバイクスタンドが設置されている。ヤマザキといえばランチパック。ピーナッツサンドを補給。明覚の駅舎をバックに本日の3人のバイク。

そこから約8kmで、白石の登り口に到着。スタートラインを前に峠での再会を期して、それぞれのペースで登坂開始。
3kgの減量の効果か、シッティングとダンシングを織り交ぜても息が上がらず、いいペースで登れる。夏の暑さの中とは違い、涼しさを感じながらの登坂で、汗もあまり出ない。
残り2.4kmの表示を越えた後の最大勾配を上りきった後は、なだらかになった残りの道だったが、脚は残っておらず。後半1kmは大した勾配でもないのに速度が出せなかった。タイムは34分44秒04。この時点で35分切りはこれまでで最速と思ってしまったが、家に帰って確認したら、かつて33分台を出していたことが分かり、歴代2番目の記録。しかし、この時点では大満足だった。最高タイムだと誇らしげに言ってしまいましたが、実は間違いでした。Uさん、Iさん、すいません。秋模様の白石峠。

3人とも無事に白石峠を完走して、小休止。その後、定峰峠から東秩父村方面に下った。昼ごはんは坂の途中の鬼うどん。

帰路ではIさんがパンクして、TNIのCO2バルブが役に立った。
3人のツーリング、楽しかった!また行こうね!
本日の走行距離:144.6km、総消費カロリー:4330kcal。
感動のお買い物
自転車のことしか書かないこのブログだが、今回は、自転車と関係の無い話題を一つ。
ある買い物をして、とっても感動したこと。
出張で岡山に行った。高校時代の修学旅行で後楽園に来たはずなのだが、全く記憶に無いので、初めて来たようなもの。
めったに来れないし、せっかくなので観光したかったが、翌日の予定もあり、すぐに帰らなければならなかった。しかし、仕事が早く終わり、少し時間ができた。宿泊したホテルの近くに「備前焼 素美庵」というお店があるのを、前日見つけていたので、空いた時間で立ち寄った。
これがそのお店のHP。
素美庵
こじんまりとしたお店に、大小さまざまな備前焼が置かれている。ざっとを見ると、ぐい呑だけでも数十種類、安いもので3000円から高いもので50000円の値札がついている。
奥から出てきたご主人に、手頃な片口の酒器は無いかと訊ねたところから、約小1時間、備前焼についての大変奥深いお話が始まった。
このお店や備前焼について、ご主人から教わったこと(記憶にある範囲で)。
この店では、本物の備前焼しか置いていない。本物の備前焼とは、釉(うわぐすり)を用いず、薪で何日もかけて焼いて、独特の土味を作り出したもので、決して高圧ガスや重油などでは焼いたものではない。釉がついたようなつやつやした模様は藁で包んで焼いた時に出る艶であり、そのようにして艶を出すのが備前焼である。嘆かわしいことだが、巷には釉や薬品で艶をつけたり、高圧ガスで焼いた備前焼というものが流通している。
備前焼の窯はたくさんあって、毎日大量に作られているが、これはというものは簡単にできるものではない。うちの店では、たくさんの本物の備前焼から、さらに自分の目利きで選りすぐったものしか仕入れない。何が優れたものかは、一言で言えば“土の力”が感じられるもの。何日もかけて焼き上げた結果として奥深い備前特有の風合いができるが、そこはかとない美しさは土からにじみ出てきたもの。土自体が持つ力が引き出されたものかどうか、それは観れば分かる。また、陶芸家の名前では売らない。良いものかどうかで判断する。なので、陳列されている商品には名入れしていないものが多い。備前焼の店は、備前に行けばそこかしこにあるが、備前に行くよりもこの店に来た方が本物に出合えるといってくれるお客様がたくさんいらっしゃる。色々なお店で買い物をしたけど、やっぱりこの店が間違いないと戻ってこられるお客様もいる。私は、この備前の魅力を何としても守っていきたいし、お客様に味わっていただきたい、そんな一心でお店をやっている。などなど。
文章にするといわゆるセールストークであるのだが、ご主人の穏やかで紳士的で、しかし情熱ある語り口によって、少しもいやみを感じることなく素直に聴くことができた。
あらためて眺めると、色、艶、模様、形、手で触った時の感触、握り具合、大きさ、試せなかったが、口当たりの滑らかさなど、一つ一つ見ていくと、これ良いなと思うものは、やはりそれなりの値段である。ご主人の審美眼には全く及ばないが、何となく、良いものは良いんだなということは感じられた。
結局、想定していた予算を大幅に超える値段だったが、この酒器とぐい呑を買った。決めたときはどこか清々しい気分だった。

支払いを済ませた後、ぜひお茶を飲んでいってくれと言うので、お茶を煎れていただいた。備前焼の小さな湯飲みに入ったそのお茶は、ふくよかな酸味がある煎茶で、ほんの一口飲んだだけで、舌の奥に独特の渋みが広がった。ご主人によれば、このお茶に出会うまでに何十種類と試行錯誤し、ようやくめぐり合った自慢のお茶だそうだ。おもてなしにもこだわりがある。
帰りは、岡山駅までの道を途中まで一緒に歩いて案内してくれた。お礼のあいさつをしてお別れして、しばらく歩いたのち、ふとふりかえると、まだ私を見送ってくれている。再びお辞儀をして、さらに駅へと歩いていったが、もしかしてと再度ふりかえると、豆粒大のご主人が依然として静かにたたずんで見送ってくれていた。
一見の客に、ここまで丁寧に説明してくれて、最後の最後までお見送りをしてくれるご主人の姿勢に、買い物をして得た品物以上の価値を感じて、正直、感動した。この酒器で呑むごとに、豆粒大のご主人の姿を思い出すだろう。今度いつ行けるかわからないが、岡山に再び行くことがあったら、ぜひまた立ち寄ってみたい。
ある買い物をして、とっても感動したこと。
出張で岡山に行った。高校時代の修学旅行で後楽園に来たはずなのだが、全く記憶に無いので、初めて来たようなもの。
めったに来れないし、せっかくなので観光したかったが、翌日の予定もあり、すぐに帰らなければならなかった。しかし、仕事が早く終わり、少し時間ができた。宿泊したホテルの近くに「備前焼 素美庵」というお店があるのを、前日見つけていたので、空いた時間で立ち寄った。
これがそのお店のHP。
素美庵
こじんまりとしたお店に、大小さまざまな備前焼が置かれている。ざっとを見ると、ぐい呑だけでも数十種類、安いもので3000円から高いもので50000円の値札がついている。
奥から出てきたご主人に、手頃な片口の酒器は無いかと訊ねたところから、約小1時間、備前焼についての大変奥深いお話が始まった。
このお店や備前焼について、ご主人から教わったこと(記憶にある範囲で)。
この店では、本物の備前焼しか置いていない。本物の備前焼とは、釉(うわぐすり)を用いず、薪で何日もかけて焼いて、独特の土味を作り出したもので、決して高圧ガスや重油などでは焼いたものではない。釉がついたようなつやつやした模様は藁で包んで焼いた時に出る艶であり、そのようにして艶を出すのが備前焼である。嘆かわしいことだが、巷には釉や薬品で艶をつけたり、高圧ガスで焼いた備前焼というものが流通している。
備前焼の窯はたくさんあって、毎日大量に作られているが、これはというものは簡単にできるものではない。うちの店では、たくさんの本物の備前焼から、さらに自分の目利きで選りすぐったものしか仕入れない。何が優れたものかは、一言で言えば“土の力”が感じられるもの。何日もかけて焼き上げた結果として奥深い備前特有の風合いができるが、そこはかとない美しさは土からにじみ出てきたもの。土自体が持つ力が引き出されたものかどうか、それは観れば分かる。また、陶芸家の名前では売らない。良いものかどうかで判断する。なので、陳列されている商品には名入れしていないものが多い。備前焼の店は、備前に行けばそこかしこにあるが、備前に行くよりもこの店に来た方が本物に出合えるといってくれるお客様がたくさんいらっしゃる。色々なお店で買い物をしたけど、やっぱりこの店が間違いないと戻ってこられるお客様もいる。私は、この備前の魅力を何としても守っていきたいし、お客様に味わっていただきたい、そんな一心でお店をやっている。などなど。
文章にするといわゆるセールストークであるのだが、ご主人の穏やかで紳士的で、しかし情熱ある語り口によって、少しもいやみを感じることなく素直に聴くことができた。
あらためて眺めると、色、艶、模様、形、手で触った時の感触、握り具合、大きさ、試せなかったが、口当たりの滑らかさなど、一つ一つ見ていくと、これ良いなと思うものは、やはりそれなりの値段である。ご主人の審美眼には全く及ばないが、何となく、良いものは良いんだなということは感じられた。
結局、想定していた予算を大幅に超える値段だったが、この酒器とぐい呑を買った。決めたときはどこか清々しい気分だった。

支払いを済ませた後、ぜひお茶を飲んでいってくれと言うので、お茶を煎れていただいた。備前焼の小さな湯飲みに入ったそのお茶は、ふくよかな酸味がある煎茶で、ほんの一口飲んだだけで、舌の奥に独特の渋みが広がった。ご主人によれば、このお茶に出会うまでに何十種類と試行錯誤し、ようやくめぐり合った自慢のお茶だそうだ。おもてなしにもこだわりがある。
帰りは、岡山駅までの道を途中まで一緒に歩いて案内してくれた。お礼のあいさつをしてお別れして、しばらく歩いたのち、ふとふりかえると、まだ私を見送ってくれている。再びお辞儀をして、さらに駅へと歩いていったが、もしかしてと再度ふりかえると、豆粒大のご主人が依然として静かにたたずんで見送ってくれていた。
一見の客に、ここまで丁寧に説明してくれて、最後の最後までお見送りをしてくれるご主人の姿勢に、買い物をして得た品物以上の価値を感じて、正直、感動した。この酒器で呑むごとに、豆粒大のご主人の姿を思い出すだろう。今度いつ行けるかわからないが、岡山に再び行くことがあったら、ぜひまた立ち寄ってみたい。
ツール・ド・のと400、フォトレポート
少し日が空いたが、3度目のツール・ド・のと400、写真もアップして振り返ろう。
能登半島は実にサイクリング向いている地域だと思う。変化に富んだ海岸線、適度なアップダウン、さほど多くないクルマの量、旨いものも揃っているし、もう、これ以上言うことはない。3日間連続の自転車イベントが今年で21回も続いているのも、この地域がサイクリストにとって、とても魅力にあふれる場所だからだろう。
写真をいくつかアップする。
まずは、一日目。内灘から輪島までの123.6km。
内灘のスタート会場。色とりどりのウェアをまとった選手たちが、自転車競技場のトラックの真ん中でスタートを待っている。写真の奥にバンクが見えるのがわかるだろうか。

一日目は先頭集団にずっといたので途中の写真はなし。
いい天気だったのに、もったいなかったなぁ・・・
ゴール輪島で振舞われたつみれ汁の大鍋をアップしておこう。輪島のおばちゃんたちの暖かいもてなしである。味も抜群に旨かった。

トップ集団でゴールすると、時刻は4時ごろなので、宿でお風呂につかってもまだ5時。輪島市内のメインストリートをぶらぶらしながら、家族のために輪島塗の箸をお土産に買った。それから、先に書いたように焼肉とビールを堪能。
2日目は、輪島から能登島までの166.8km。外浦海岸(半島の北側)と内浦海岸(半島の内顎の部分)の両方の景色が楽しめて、能登半島の景色が十分に堪能できるコース。青空の下、風もやさしく、快適だった。
先頭集団に加わらずにマイペースで走りながら、所々で撮った写真をアップしよう。
まず、千枚田。日本海に向かって広がる棚田に実った稲穂の黄色が美しい。

輪島から西へ20kmほど走ったあたりの曽々木海岸の窓岩。

内浦海岸に回って、波の穏やかな恋路海岸。

このあと、やや内陸に入り200m弱と250mぐらいの峠を2つ越えるのだが、トレインに乗ったり、自らが引いたりして、思う存分集団走行を楽しんだ。一般道でハイスピードで集団走行して、沿道の方から声援を送られると、まさに気分はツールの選手となる。これも、このレースの魅力だと思う。
能登島のゴールは直前にアップダウンがあって、足が残っていないときついが、ここは最後の踏ん張りで何とかちぎられずに集団のままゴールが出来た。能登島のゴール会場の海岸で。

そして、和倉温泉の信寿しで食べたカワハギの握り。写真では当然おいしさは伝わらないが、身とシャリの間に肝が挟まれていて、たまらん味だった。

3日目は、能登島から内灘までの119.2km。雨にたたられた。スタートは曇りだったが、七尾から氷見の間は土砂降り。前を走るバイクの後輪が飛ばす水しぶきがまともに顔にかかる。ブレーキパッドがホイールで削られ、黒いカスが脚を汚す。
途中のカーブでスリップして落車している人を見た。私が見た落車は3日間でこの方が2人目。1人目はこの前日、2日目に自分のすぐ目の前で起こったが、鋭角にカーブする道で砂利にタイヤがとられての落車だった。楽しいイベントにも危険はすぐに隣り合わせである。特に雨の日は危険。カーブでは十分に減速していった。
3日目の距離は120km足らずだが、否応無く降りしきる雨のため距離が長く感じられる。カメラをポケットに入れておくことも出来ず、途中の写真はない。
富山と石川の県境を越える峠で氷見の小学生たちが水を配ってくれる給水ポイントがあるのだが、残念ながら、ほほえましい少年少女の写真は撮れなかった。しかし、この大会、地元の新聞社主催だが、実に多くの地元の人たちの協力をいただいている。沿道には、この日も雨にもかかわらず旗を降って応援してくれる人がたくさんいらっしゃった。このあたりもこの大会の大きな魅力の一つである。
そして、ゴール会場にて、完走証を手に、420km走った後の充実の表情。

シルバーウィークに、家族を残してひとり、また今年も楽しませてもらった。ありがたやありがたや。
3日間合計の走行距離:459.7km、総消費カロリー:12442.0kcal
能登半島は実にサイクリング向いている地域だと思う。変化に富んだ海岸線、適度なアップダウン、さほど多くないクルマの量、旨いものも揃っているし、もう、これ以上言うことはない。3日間連続の自転車イベントが今年で21回も続いているのも、この地域がサイクリストにとって、とても魅力にあふれる場所だからだろう。
写真をいくつかアップする。
まずは、一日目。内灘から輪島までの123.6km。
内灘のスタート会場。色とりどりのウェアをまとった選手たちが、自転車競技場のトラックの真ん中でスタートを待っている。写真の奥にバンクが見えるのがわかるだろうか。

一日目は先頭集団にずっといたので途中の写真はなし。
いい天気だったのに、もったいなかったなぁ・・・
ゴール輪島で振舞われたつみれ汁の大鍋をアップしておこう。輪島のおばちゃんたちの暖かいもてなしである。味も抜群に旨かった。

トップ集団でゴールすると、時刻は4時ごろなので、宿でお風呂につかってもまだ5時。輪島市内のメインストリートをぶらぶらしながら、家族のために輪島塗の箸をお土産に買った。それから、先に書いたように焼肉とビールを堪能。
2日目は、輪島から能登島までの166.8km。外浦海岸(半島の北側)と内浦海岸(半島の内顎の部分)の両方の景色が楽しめて、能登半島の景色が十分に堪能できるコース。青空の下、風もやさしく、快適だった。
先頭集団に加わらずにマイペースで走りながら、所々で撮った写真をアップしよう。
まず、千枚田。日本海に向かって広がる棚田に実った稲穂の黄色が美しい。

輪島から西へ20kmほど走ったあたりの曽々木海岸の窓岩。

内浦海岸に回って、波の穏やかな恋路海岸。

このあと、やや内陸に入り200m弱と250mぐらいの峠を2つ越えるのだが、トレインに乗ったり、自らが引いたりして、思う存分集団走行を楽しんだ。一般道でハイスピードで集団走行して、沿道の方から声援を送られると、まさに気分はツールの選手となる。これも、このレースの魅力だと思う。
能登島のゴールは直前にアップダウンがあって、足が残っていないときついが、ここは最後の踏ん張りで何とかちぎられずに集団のままゴールが出来た。能登島のゴール会場の海岸で。

そして、和倉温泉の信寿しで食べたカワハギの握り。写真では当然おいしさは伝わらないが、身とシャリの間に肝が挟まれていて、たまらん味だった。

3日目は、能登島から内灘までの119.2km。雨にたたられた。スタートは曇りだったが、七尾から氷見の間は土砂降り。前を走るバイクの後輪が飛ばす水しぶきがまともに顔にかかる。ブレーキパッドがホイールで削られ、黒いカスが脚を汚す。
途中のカーブでスリップして落車している人を見た。私が見た落車は3日間でこの方が2人目。1人目はこの前日、2日目に自分のすぐ目の前で起こったが、鋭角にカーブする道で砂利にタイヤがとられての落車だった。楽しいイベントにも危険はすぐに隣り合わせである。特に雨の日は危険。カーブでは十分に減速していった。
3日目の距離は120km足らずだが、否応無く降りしきる雨のため距離が長く感じられる。カメラをポケットに入れておくことも出来ず、途中の写真はない。
富山と石川の県境を越える峠で氷見の小学生たちが水を配ってくれる給水ポイントがあるのだが、残念ながら、ほほえましい少年少女の写真は撮れなかった。しかし、この大会、地元の新聞社主催だが、実に多くの地元の人たちの協力をいただいている。沿道には、この日も雨にもかかわらず旗を降って応援してくれる人がたくさんいらっしゃった。このあたりもこの大会の大きな魅力の一つである。
そして、ゴール会場にて、完走証を手に、420km走った後の充実の表情。

シルバーウィークに、家族を残してひとり、また今年も楽しませてもらった。ありがたやありがたや。
3日間合計の走行距離:459.7km、総消費カロリー:12442.0kcal
ツール・ド・のと、2日目、携帯からのショートレポート
またも天候に恵まれた。
今日は、前半は能登の風光明媚を楽しむために、スローペースで走り、所々で写真撮影しながら進む。
昼食の後は、先頭集団に加わり、目一杯回した。
時々、列に途切れたら、自分の前後の仲間と、自然発生的にトレインを組んで先頭に追いつく。
見知らぬ仲間との協働体制が速やかに生まれる。
ラスト10kmの先頭集団トレインは、圧巻だった。集団で走ると、なぜか脚が回る。確実にエンドルフィンが出ていたと思う。
166km走った後は、ビール。本日は、和倉温泉の信寿し。
カワハギのお寿司が最高!
写真は、後ほどアップします。
今日は、前半は能登の風光明媚を楽しむために、スローペースで走り、所々で写真撮影しながら進む。
昼食の後は、先頭集団に加わり、目一杯回した。
時々、列に途切れたら、自分の前後の仲間と、自然発生的にトレインを組んで先頭に追いつく。
見知らぬ仲間との協働体制が速やかに生まれる。
ラスト10kmの先頭集団トレインは、圧巻だった。集団で走ると、なぜか脚が回る。確実にエンドルフィンが出ていたと思う。
166km走った後は、ビール。本日は、和倉温泉の信寿し。
カワハギのお寿司が最高!
写真は、後ほどアップします。



