2009-06

最強激坂

昨年雨で中止となったツール・ド・美ヶ原は、今年は曇り時々晴れという天候に恵まれ、開催となった。2ヶ月前に申し込んでいたが、仕事が忙しく全く練習できず、さらに直前に風邪を引いてしまい、最悪の体調で当日を迎えた。
翌日の仕事のことを考えると、「無理をせずDNSしたら。大事な仕事を前になんかあったらどうするの」という自分と、「体調は回復してきた。ここで走ると気分転換になるぞ」という自分のせめぎあいは、松本まで来たんだから出るしかないだろう、ということでスタート会場にいた。
疋田塾の仲間のSさんに前日受付をお願いし、Mさんとともにお互いの完走を祈願する。スタート前の記念撮影。
スタート地点
さて、この大会、「最強激坂」のキャッチフレーズを謳っているが、その激坂はスタート開始早々に立ちはだかる。昨年は下見の試走であえなく足を着いてしまった。そこを超えればフツーのヒルクライムコースとなるらしい。全長21.6km、標高差1270mである。
スタート前にのどに痰が絡む。呼吸困難になる危険をはらんでいる、無理はしないと心に誓った。
そしてスタート。最強激坂の沿道には地元のボランティアや住民が応援をしてくれている。そんなところでなおさらのこと足を着きたくない。ゆっくりとしたペースであえぎあえぎペダルをこぐ。ハートレートモニターはあえて見ないことにしたが、ちらっと眼に入った数字は180を超えていた。
そのあたりのことはあまり良く覚えていない。足を着かずに最大勾配を超えたことは確かである。やがて坂は少しなだらかになり、美鈴湖が見えてきた。これで最大の難関は過ぎたことになる。その後は、何度もつづれ折して上へ上へと進む。
中間地点の付近で、5分前にスタートしたSさんに追いついた。Sさんは「来年は絶対来ない!」と言い放っていたが、ぶーぶー言いながらも楽しそうである。
中間地点を過ぎるとまた勾配がきつくなった。足はまだまわっていたのでややペースをあげた。昨年の表富士のヒルクライムで、途中から急に足が回る現象を経験し、これがクライマーズハイというやつかと感動を覚えたのだが、今回は体調も今ひとつなせいかそのような現象はおきなかった。その代わり、何度か足がつりそうになった。右足のふくらはぎと左足のももが、痙攣の兆しを見せるので、時々ペダルで足を伸ばしたりしながら恐る恐る走る。
このコースは美ヶ原高原まで行くとヒルクライムコースながら長い下り坂がある。やがてそのあたりにつくと快適な走りとなった。高原の緑の中にオレンジ色のつつじが美しい。
そしてゴール。タイムは後で分かったが2時間2分3秒。40歳代の部で500人あまりいたが404位だった。ちなみに40台のトップは1時間8分57秒で44歳の方だった。疋田塾のサイボーグと呼ばれているMさんは1時間40分台。私も精進したい。下山前に高原のつつじをバックに一枚。
美ヶ原
さて、下山であるが、ダウンヒルは危険が伴う。途中でカーブを曲がりきれずにガードレールを飛び越えて谷に落ちてしまった人がいた。細心の注意で下っていった。
何はともあれ、完走できてよかった。次回はいよいよ乗鞍である。それまでに腹を引っ込めたい。
本日の走行距離:60.6km、総消費カロリー:2803kcal

テーマ:自転車 - ジャンル:趣味・実用

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プロフィール

えるねすと

Author:えるねすと
自転車をこよなく愛する49歳。
現在の愛車:
コルナゴ MASTER X-light
ジャイアント MR-4R
過去の愛車:
丸石エンペラー
えるねすとの意:わが愛車コルナゴの創設者、エルネスト・コルナゴのファーストネーム。英語読みはアーネスト。ernest→earnestの綴りに似ているが、earnest(真剣に、一生懸命)の意味もかけている。つまり、自転車に真剣に取り組む、という感じ。

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